クラウド型太陽光発電所遠隔監視システム

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ニュース

コンサルティング業務、ウェブツール開発・運用等を手がける株式会社ジェイシティ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤本伸治)は、イオスエナジーマネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:塚脇正幸)と共同で、業界最小クラスの自然エネルギー発電設備向け監視装置「HELIOS-B3(ヘリオスビースリー)」を開発、2015年6月1日にリリースしました。

All in Oneの低コスト・省スペース装置が特徴で、着工中の青森県のメガソーラー案件を第一弾に、弊社およびイオスエナジーマネジメント社が今後手がける案件での投入が決まっています。

また、太陽光、風力、バイオマスなどの自然エネルギー発電所のみならず、豊富なI/Oポートを活用した遠隔監視にも使用可能で、他の業種の事業者への提供も予定しています。

■ 製品名
HELIOS-B3(ヘリオスビースリー)
※仕様等詳細は、http://pr.solarmonitor.jp/ をご覧下さい。

■ 開発の背景
100kW以上の発電設備からメガソーラーまでを対象とした、クラウド型太陽光発電設備監視システム「HELIOSヘリオス」、50kW程度の発電設備を対象とした高機能な廉価版「HELIOSヘリオスライト」の提供を通して得た、知見や現場のニーズをもとに、「自らが使いたい」All in Oneの遠隔監視装置を独自開発しました。

超小型コンピュータとして教育用等に使われている「RaspberryPi 2」をベースにすることにより低コスト・省スペースと汎用性を実現しました。また、独自開発のマイコン制御回路による電源管理機能や死活監視機能を同じ筐体内に実装することにより、産業用機器に求められる高い安定性・可用性と保守性を実現しています。3G回線接続モジュールには、高い信頼性で定評のある、メカトロニクス社製「3GPi」を採用しました。

■ All in One
3Gデータ通信機能、LANポート、4つのRS-485通信ポートを標準装備しています。 また設備監視の現場で広く使われている、接点入出力、アナログ入力、パルス信号入力をまとめた拡張モジュールを追加することができます。 クアッドコアのARMプロセッサ、Linux(Raspbian/Debian)を使用しており、高いパフォーマンスを発揮します。リアルタイムデータ収集装置としてだけでなく、有線回線が使用できる環境であればルータとしても機能させることができます。 DC8-28V電源仕様で、UPS機能を標準装備しています。3G回線断時の自動再接続はもちろん、停電時や動作停止時の自動停止、OS自動再起動や電源オフ・オンによる自動リカバリ機能を備えています。設備の定期点検時などに、ログインせずにOSを安全に停止、開始するためのワンタッチ手動停止ボタンを装備。 標準装備ソフトウエアとして、Modbus/RTUクライアント、Modbus/TCPクライアント、Modbus/TCPサーバソフトウエアの他、太陽光発電設備監視用途には、各社パワーコンディショナとの通信プログラムを実装しています。

■ 会社概要
1997年12月 米国イリノイ州法人 JCity,Inc. 設立(Rep. Director 藤本伸治)
2002年10月 タク・ウェブ・アート・システム 設立(代表 平尾卓也)
2004年4月 日本法人株式会社ジェイシティを設立し、上の事業を統合
2009年、クラウド型太陽光発電設備監視システムの開発に着手、2015年5月現在、100MWを超える発電設備から数十〜数百kWまで、100件以上の監視サービスを提供。

■お問い合わせ
株式会社ジェイシティ(担当:加藤)
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-6-3 ゼネラルビル恵比寿イースト
Email: info@jcity.co.jp
URL: http://www.jcity.co.jp
TEL: 03-5791-3175