製品紹介
太陽光発電所遠隔監視システム「HELIOS」は、保守運用のあらゆるニーズに応える
オールインワンの装置&クラウドシステム提供サービスです。
「HELIOS」は、2009年のスタート以来、ご利用いただいている電気事業者様や保守会社様からのご紹介や口コミにより、サービスは広がってまいりました。
長く運用する太陽光発電所だからこそ、「保守しやすく」「運用しやすく」を開発ポリシーとして掲げ、現在では100MWを超えるメガソーラーから50kW以下の小型発電所まで、数多くの発電所でご利用いただいています。
OEM供給や運用中の後付も可能です。
太陽光、風力、バイオマスなどの自然エネルギー発電所のみなならず、豊富なI/Oポートを活用した遠隔監視にも使用可能で、今後は様々な業種の事業者への提供も予定しています。
7つのポイント
一元的に、保守運用業務を支援
HELIOSヘリオスは、複数の発電所の運転実績、計測情報を一元的に管理することができます。モニタリングだけはなく、日報・月報・予実管理など、発電所の保守・運用フェーズのニーズに応えるツールをワンパッケージでご提供。
クラウドベースなので、バージョンアップ等の手間もかからず、常に最新の機能をお使いいただけます。
遠隔操作機能(制御機能)を実装
パワコンの遠隔停止・リセット・運転、ブレーカ(VCB, LBS等)の開閉の遠隔操作ができるのも大きな特長。簡単にカスタム画面の作成が可能で、複数ユーザ利用の際は、細かな権限設定ができます。
故障・異常は、メールおよび監視画面のダブルでお知らせします。
プロから支持される「健全性評価」機能
電力会社等、発電事業に長らく携わっているエンジニアの方から、高い評価をいただいている「健全性評価機能」。パネルの理論値に対する実績評価、DC/AC回路損の計算機能等、パネル機器ごと、期間ごとに取得が可能です。
文書管理、サイネージ…便利な機能を次々実装
保守作業記録、設計図書管理等のドキュメント管理機能など、お客様が「ほしい」機能の追加、拡張を継続的に行っています。サイネージ機能(現場設置看板、発電状況表示装置、ウェブ画面等)も実装。
金額換算での表示もでき、オーナー様にわかりやすいと評判です。
カスタマイズにも、スピーディーにお応え
独自集計・レポート出力や、多言語対応などのお客様ごとのカスタマイズのご要望にも、スピーディーに対応しています。例えば、お客様独自のKPIによるレポート集計機能追加は、3日程度です。
多様なインターフェースに対応
パワーコンディショナは、現在までに17のメーカーに対応。イーサネットやRS485などの通信機能があれば、かなり特殊なものはのぞき、それ以外のメーカーについても無償で可能です。
- 接点信号(出力、入力)
- アナログ( 4-20mA等)
- 積算パルス(Pi)各社デジタル/アナログメータ
- ストリング監視装置 等
ストリングレベルでの監視を標準装備
HELIOSヘリオス(通常版)では、ストリングレベルでの監視(電流/電圧)を標準装備。14直列程度のストリングを監視対象とすることで、パネルレベルでの監視を行わなくても、より早く、1枚ごとの不具合の判別を可能にします。
一方、PCS入力レベルや集電箱レベルでの監視に比べると、対象を細分化でき、
不具合判定時の現地調査コストと、不具合解消までの機会損失を減らすことができます。
これまでに、次のようなケースで、ストリング監視の有効性が実証されています。
- 初期不良モジュールの発見
- 接続箱ブレーカートリップの発見
- 樹木、建物等の日陰の影響測定
- モジュール健全性の継続的評価
- 保守サービス業者にストリングレベル監視サービスを活用させることで、保守料金を下げる交渉に活用
- 現場に最適なパネル清掃の手法(方法やタイミング、間隔など)を評価するために活用し、清掃や除草の計画最適化を実施