クラウド型太陽光発電所遠隔監視システム

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ニュース

コンサルティング業務、ウェブツール開発・運用等を手がける株式会社ジェイシティ(以下「ジェイシティ」、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤本 伸治)の開発した遠隔監視・制御装置「HELIOS-SB3」が、VPP(バーチャルパワープラント、仮想発電所)実証事業においてVPPの制御・監視装置用の小型サーバーとして採用され、10月より順次運用を開始いたしました。

HELIOS-SB3

経済産業省の平成29年度「需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業」において、「バーチャルパワープラント構築実証事業」および「リソースアグリゲーター事業に間接補助事業者」として採択された企業様から、IoT機器制御検証のため、無線LANや低電力で長距離通信の可能なLoRaWAN(TM)などを搭載し、且つ家庭への設置も可能となるよう、小型化した装置の開発依頼があり、製品化が実現いたしました。

メガソーラーを中心に受注実績のある遠隔監視用データ収集・制御装置「HELIOS-B3」の次世代機として開発された本機は、3Gデータ通信はもちろん、LoRaWAN(TM)にも対応。これら各種ネットワークを介して、VPP管理サーバーと現地設置機器(蓄電システム、EV、エコキュート等)を接続する装置として動作いたします。また、サイズに関しても従来製品と比較し約70%の小型化に成功しました。
加えてオリジナル基板の追加が可能となっていますので、LoRa(TM)、シリアル通信などご利用シーンに応じた設計や追加が行えます。

本機の他社様向け供給については、2018年以降のスケジュールで対応予定です。

【製品概要】
製品名:HELIOS-SB3(ヘリオス エスビースリー)
本体サイズ:H66×W66×D90
本体重量:約280g
電源:DC 9~28V 18W
消費電力:最大18W 通常時5~6W
ネットワーク:有線LAN(10/100 Base-T)、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、LoRa(TM)/LoRaWAN(TM)、RS485シリアル通信

【製品特徴】
・産業利用向けに信頼性を向上させるための電源管理、死活監視機能を備えた自社開発コントロールボードを搭載
・有線LAN、無線LANのルータとしても動作し、現地設置機器と通信するための様々なプロトコルに対応
・3Gデータ通信モジュールとして、信頼性に定評のある、メカトラックス社(福岡県福岡市、永里壮一代表取締役)の「3GPI-SB」(Softbank社SIM対応)を標準搭載
・LoRaWAN(TM)通信モジュールとして、EASEL社(神奈川県、木佐貫靖代表取締役)の「ES920LR」を使用した自社開発ドーターボードをオプション搭載
・RS485通信モジュールとして、絶縁型トランシーバを採用した自社開発ドーターボードをオプション搭載(1ポート)
・有線/無線LANでEchonet対応機器と通信する機能を標準装備
・通信用ソフトを開発しアップデートする事で国内外のあらゆる蓄電池と容易に接続可能

【会社概要/沿革】
1997年12月 米国イリノイ州法人 JCity, Inc. 設立(Rep. Director 藤本伸治)
2002年10月 タク・ウェブ・アート・システム 設立(代表 平尾卓也)
2004年4月 日本法人株式会社ジェイシティを設立し、上の事業を統合
2009年 クラウド型太陽光発電所遠隔監視システムを開発し、提供開始
2016年 クラウド型風力発電所遠隔監視システムを開発し、提供開始
2017年9月現在、メガソーラー(特高および高圧連系)を中心に100件以上の太陽光発電所遠隔監視サービスを提供中

【お問い合わせ】
会社名:株式会社ジェイシティ(担当:加藤)
代表者:代表取締役社長 藤本 伸治
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-6-3 ゼネラルビル恵比寿イースト5F
Email: info@jcity.co.jp
URL: http://www.jcity.co.jp
TEL:03-5791-3175